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Q

ヱヴァンゲリオン新劇場版Qを見てきました。

以下ネタバレ感想。

エヴァエヴァ以外の何物でもなく、エヴァでした。

なんとなく意味は分かるけどはっきり分かった気にはならないというか。見終わったあと、序と破は割とすっきりよかったなあ!って言えたんですけど、Qはそこまですっきりしなかったです。

ツイッターのほうでエヴァ初回公演後に三本締めか残酷な天使のテーゼ合唱しようぜ、って話があったと思うんですけど緒方さんの言ってた通りあれは無理だなと…。見てから一日経ったけど、なんとなくもやっとしてる感がぬぐえない。

●カヲルくんとシンジの話

カヲルくんとシンジの話だった、としかいいようがありません。もっと言えばカヲルくんを通してシンジがまた前進やら後退やらする話でしたね。

ですが、一腐女子としては、ほ、ほもだ…としか言いようがないのであってなんというかカヲルくんの罪は重い。二人でベッドに座って話してる場面でやたら手のアップが映るからいつ手を繋ぐのかとどきどきしてたのは私だけじゃないはず。

というかカヲルくんの最期辛いです。思い出すだけで言葉に詰まりそう。

今回の映画でカヲルくんの株が上がったというか、TVシリーズと旧劇では30分も出番なかったみたいな話も聞いたんで出番の時間に応じて株が上がっただけなんですけど、その分すごく衝撃的でした。旧劇場版アスカと同じように一種のトラウマ生産マシーンになりかねないよね。

●アスカが生きててよかった

本気で泣くかと思った。最後のほうのシーンで「私は助けてくれないんだ」みたいな台詞があったと思うんですけど、この一言が大分大きい気がしました。

あと女に手を上げるなんて最低、って台詞を今になってよくよく考えてみるとうおお…ってなります。それまでシンジのことバカガキとか言いながら最低とは思ってなかったとも取れるじゃないですか。アスカ可愛い。

シンジに対しての態度と言えば、最初にアスカとシンジが対面したところで相変わらずだったみたいなことをマリに言うと思うんですけど、あのときの声ちょっと嬉しそうに聞こえました。あーアスカ可愛い。

途中で被ってた帽子が可愛かった。

パンフで宮村さんが言ってたと思うんですがアスカにも幸せになってほしいなあ!

綾波もマリもアスカも可愛かったですけど…

全部カヲルくんが持って行った感。

●うっかり笑ってしまったポイント

真面目なシーンなのにうっかり笑ってしまったポイントが二箇所あってですね。

一つはカヲルくんとシンジが二人で星を見るシーンで、ふとシンジがカヲルくんのほうを見るとこっち見てる、みたいなシーン。それだけならいいんですよ。ポーズがダメだった。休日にテレビ見て寝っ転がってる親父じゃないですか。

もう一つはカヲルくんとシンジが槍を取りに行ってアスカと戦うシーンのシンジの台詞。「槍を取りに行けば元通りになるっていうからやりにきたんじゃないか!」みたいな台詞。だいぶうろ覚えなんですけど、なにその槍を使ったギャグって思ってしまいました。

お粗末。

●今回の映画でわからなかった点

次の映画までには色々忘れてると思うので色々まとめておきます。

・ビーストモードとはなんなのだろう…

アスカが使ってたスリーセブンモード?もビーストモードと同じ扱いでいいのかな。

そもそもビーストモードってなんなんだ!

・マリの出自

真綾さんもパンフで言ってましたが。

わからなかった点をまとめようと思うと意外に多くはない罠。また思い出したら書き足します。

総評としてはどうしようもなくエヴァだったです。

エヴァじゃなくてガンダム始まったと思ったらまさかのBLアニメで、でもしばらく見てたらやっぱりエヴァだったみたいなそんな映画でございました。