さまざまな備忘録

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ハイステ感想と2.5次元(3次元部分)との付き合い方

先週の土曜日にハイステ見てきました!

二週ぐらい前に初演DVDを見て予習したつもりだったんですけど、やっぱり生って違いますね! 烏野バレー部も青葉城西バレー部もみんな実在だった…。見ていて色々と面白かったところがあった気がしたんですけど、必死になって見ていたせいか具体的なレポ的な感想が思い出せません。

唯一言える割とまともな感想はやっぱり何度見ても「もう一度トスを呼んでくれ~」の辺りは熱いし、泣くってことですね! 多分、原作でも泣いたしアニメでも泣いたし、前回のライビュでも今回の舞台でも泣いた。

そういえば、座席はサイドシートですごく角度が付く席だったんですけど、その分割とステージ近くですね…。かなり見切れる個所も多くて、主に舞台向かって左側に登場する烏野OB勢全く見れなくてがっかりしてしまったんですけど、そこさえ気にしなければかなりの良席でした。役者さんの表情や細かい仕草も見れました。

口を開くとマジで二次元だった、とかいう単純な内容しか出てこないです。個人的に一番二次元みを感じる演出はOPの烏養くん登場シーンです。プロジェクションマッピングと合わせたあの演出はとてもアニメや漫画寄りな表現で、そうだ私が2.5次元に求めているのって2+0.5次元の意味での2.5だったとふと思い出したりしたのでした。

相変わらず遊馬くんは及川さんでした…。OPや本編での登場シーン、すごく真面目な顔して出てくるのに次の瞬間ダブルピース(可愛い)してたりチームメイトと談笑(可愛い)してたりするあの切り替えの仕方すさまじく及川で見てて感動しました。

それと、練習試合の後のシーンで舞台の端の方で烏野メンバーを待ってる及川みたいなところがあったんですが、そこの立ち方というかシルエットが及川にしか見えなかったです。2.5次元ってすごいね。

今回はそういうシルエットとか細かい所作について真剣に見てみたのですが、そういう細かいところにも各キャラのらしさが出ていてすごいなと。日向はボールを打つフォームが元気良すぎる感じがあるし、影山くんはサーブのフォームが少し及川に似ている気がする。こういう細かいところを見て、以前書いた記事も的外れなことは書いていなかったのではないかとしみじみしました。

さて、以前、ハイステのライブビューイングを見に行ってから及川役の遊馬晃祐くん推せる…とか言っていたんですけど、今回の再演を見に行って思いました。あ、2.5次元舞台に出てる役者さんは推しすぎると劇が楽しめないな、と。

遊馬くんについて、前回の公演の時にどんな人なんだろうと思ってブログを読んでみたりTwitterのアカウントをフォローしてみたりと、色々な情報収集をしていたんですよ。そのおかげで彼が及川徹というキャラに並々ならぬ愛情を注いでいるということも、及川徹というキャラに対して真摯に向き合っているという事実もよくわかって、2.5次元の舞台の楽しさみたいなものも。でも、だからこそ、これ以上、彼自身のことに深入りするのはやめた方が彼の演じる及川徹というキャラを素直に受け止められるなと感じてしまいました。

今回の公演でも、間違いなく及川徹というキャラはそこにいたんですが、なまじ演じている役者さんのことを知ってしまったせいで、バックグラウンドが分かってしまったせいで、役者さんの演じるキャラクターだけを受け止められなくなってしまいました。

以前の2.5次元関連のブログ記事にも何度か書いた気がするのですが、私は壊滅的に2次元と3次元間の切り分けが下手な人間です。しかも視覚でモノを見るオタクなので、2.5次元物はどうしても3次元に引きずられがちな人間です。今回は見事に3次元に引きずれらる形で舞台を見ることになってしまいました。

でも、これってキャラを演じている役者さんの演技を100%見れていない気がするなとか、彼らが演じているキャラクターをキャラクターとして見れていないなとか、私自身2次元寄りなオタクだから3次元ではなく2次元中心で2.5次元舞台は見たいなとか、そんなことを思ったりしていたら、これ以上、役者さんに深入りしない方が個人的な心情としてふと気付きました。

もちろん、キャラを演じている役者さん方は魅力的です。魅力的な方々が多いからこそ、遠くから眺めたりしないとその印象が残ってしまって、演技も純粋に見られないというそんな個人的な気づきの話でした。

世の中には色々な考え方があるので、役者さんの人柄あってこその演技だという意見も、逆の意見もあったりするのではないかと思います。この記事はあくまで、つい最近2.5次元の面白さに気付いた2次元大好きオタクが2.5次元やら3次元やらとどう折り合いを付けていくのが個人的に都合がいいか、それだけをまとめただけのものになります。

こうは書いてみたものの、沼というのは知らぬうちに落ちるものですので、いつの間にか役者沼にハマったりするかもしれませんね。新しい沼は人生楽しくなりそうでいいなと思ったりすることもありますが…。

2.5次元舞台でのキャスト変更とミクさんのライブでのモデル変更についての考えをまとめたいとは思いつつ、春アニメ見るので忙しいです。

今期はこれ見てます記事と前述のブログ、どちらを先に書きに来るのでしょうか。