さまざまな備忘録

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EGOIST showcase*004(11/19 名古屋公演)に行った話

EGOIST showcase*004に行きました。11/19名古屋公演です。Zepp Nagoyaに初めて行きました。

生でEGOISTの曲聴けてすごくよかったです…! ここ最近LV除くとミクさんのライブしか行ってなかったので、生の歌がとっても新鮮で…。CD音源と違ってその時の気分で若干歌い方とか雰囲気が変わるのが生らしくて大変楽しかった…。

好きな曲もたくさん聴けてよかったです。chellyさんの歌う罪の名前が聴けたのが嬉しかったです。ミクちゃんとchellyさんが呼ぶのが可愛らしかったです。

chellyさんが罪の名前にはブレスで参加していると言った時の会場のきょとんとした雰囲気が面白かったです。なにかの機会にchellyさんがブレスで参加しているというのを聞いた記憶があったので、私自身はなるほどと思ったのですが、突然ブレスで参加していると言われても意味が分からないですよね。

今回、EGOISTのライブに行ってきたわけですが、曲を聴きたいという理由以外に実はどんな映像なのかなーというのが気になって行ったところがあります。

ミクさんのライブはミクさんの声もミクさんの映像も完璧に事前収録で、本番は流すだけなのに対して、EGOISTのライブってどうやらリアルタイムでボーカルのchellyさんの動きからモーションをキャプチャしているらしいのですね。初めて知ったとき、こんなことができるのか!と本当に驚きました。それから是非見に行きたいと思い続けていたのですが、なかなかタイミングが合わずようやく今回のファンクラブ限定ライブで行くことができたわけです。

ミクさんのライブのようなディラッドボード方式ではなくて、普通の大きなモニターがステージ上に設置されている形です。最初のミクパと同じような方式…?(最初のミクパは現地行けてないのでわからない) ちょうどステージと同じぐらいの大きさのモニターでした。

普通のモニターに映したバーチャルライブというのは初めてだったので、どんな雰囲気になるのかなと思っていたんですが、やっぱり映りは綺麗です。照明とかが激しくても普通に見えます。

ただ、Zepp Nagoyaのような少し小さめのステージならよいのですが、大きいステージだとモニターだけが中心に置かれている状態になってしまって、本当にただ映しているだけという感覚が強くなりそう。ステージの配置によっては映像見てる感がすさまじそうです。それと生のバンドをステージ上に配置するならまた印象が変わってきそうです。

普通のモニターを置いた場合、ステージ上の飾りなどは少なくなるんですが、その分映像で出している印象でした。色々と背景変わるのが面白かったです。

で、肝心の映像の話なんですけど、いい時代になったな…としみじみしました…。リアルタイムでモーションキャプチャして出力をして、こんなにまともな映像になるのか! と、見ながら思いました。時折パーツが貫通したりとか破綻してるところもあったんですが、だいぶ綺麗な動き。その時々の声のトーンに合わせて手を動かしたりするのが見えるのは、ライブっぽさがありました。そのライブっぽさの分だけ映像トラブルもあったりしましたがそれはそれですね。

なんというか普段ミクさんだと中の人はいないので、中の人のいるバーチャルライブ(と表現していいのか迷うところではありますが)は新鮮でした。もっとこういうライブ増えてくれていいのにーと思ったんですけど、なかなか適したコンテンツやアーティストさんはいなさそうだなという結論になりました。

EGOISTというアーティストさんはその辺り絶妙なバランスになっている感じがします。歌の人兼骨の人であるchellyさんとキャラクターの外見として楪いのりちゃんがいて、そこをうまくライブで表現していこうとするとリアルタイムで映像を作っていかないと両方の面が出せないというか。ミクさんは歌というか声のリアルタイム性って追究しようがないので、EGOISTみたいな形式は必要ないんですよね。

じゃあミクさんではなくて他の二次元キャラではどうかというと、それもなんとも言えないような…。キャラクターのビジュアルで動いてはいるんだけど、中身は単なる声優さんというのは個人的には違和感が…。いわゆる2.5次元のライブなら声優さんだと見て分かるのでキャラクターに沿っていない言動でも微笑ましく見ていられるのですが、キャラの姿形でその声優さんらしさが出たキャラを表現されてしまったら公式側と解釈違いが生じそうです。

それと、感覚的な話とは別に他の二次元ものコンテンツの場合ってそれなりに人数を集めてイベントをすることが多いのでモーションキャプチャ用の機材やスペースの準備をするというのが現実的ではない気がします。

なんというか、声も映像もリアルタイムに出力するというのは思い当たるもののなかではEGOISTというアーティストにのみ必要な仕組みな気がしてきました。なんだかとっても面白いことをしているのに、他の使い道がなかなか思い浮かばないのってとっても残念です。

色々書いたのですが、ライブはとても楽しかったのでまた日程が合えば是非行きたいです。新曲配信も楽しみです。

Zepp Nagoyaに初めて行ったのとゆっくり見てみたかったので今回は二階の指定席を取りました。ペンライトを持ってはいったのですが、ペンライトを出しもせず本当にゆったりと曲を聴いて、いのりちゃんがステージに立っているのを見てきました。

座席があるのもなかなかいいものだなと思ったのですが、どうにも椅子が硬くて体が痛くなってしまったので、次の機会がもしあればスタンディングのほうに挑戦してみたいかなと思いました。

今週末はハイステ大阪公演を見に行きます。