さまざまな備忘録

好きなものへのラブレターばかり

わくわくドキドキデザインセットのレポ的な何か

久々に同人やってる腐女子っぽい話題を書きにきました。

一年ぐらい前の記事(※)でいつか使ってみたいなーと言っていたプリントオンさんのわくわくドキドキデザインセットを遂に利用させていただいたので折角なのでレポ的なものをまとめてみようと思って記事をしたためています。とは言っても何を書こうか…。

2017/5/4のトプステで発行した夏の大紡ウェブ再録で使わせていただきました!(この本です)

何か問題ありそうなら削除します。

※一年ぐらい前に書いたわくドキセットのレポ

shrimp15.hatenablog.com

 

まずわくわくドキドキデザインセットってなんなんだって話から。

自分の作った同人誌の基本的な情報を印刷所の中の人に渡して表紙のデザインや加工やらをいい感じにしてもらおう! という毎回表紙デザインに困っている人には大変ありがたいセットです。(参考:http://www.print-on.jp/doujin/comic/price/wakuwaku_design_price.htm)

お友達と話していたら使ってみたいと言っている人が多かったり自分でもまた使いたいと思ったりしたので今回はこうして記事にまとめてみました。

 

大雑把な流れとしては本文入稿→わくドキデザイン仕様書の記入→場合によってはサンプル画像を送ってもらう→あとは出来上がりを待つだけという流れになります。デザイン仕様書は大体こんな感じで書いたらこんな感じで表紙作っていただきました!ってやろうと思ったら商品受け取り後は仕様書が見れないらしく泣く泣く諦めました。

 

【わくドキデザイン仕様書について】

上記の参考ページの例にあるようにそこまで難しいことを書かなければいけないわけでもなく、そこまで書く内容に悩んだ覚えがありません。多分、時間としては自分で表紙を作る時のほうが数十倍悩んでいる…。

でも今回、そんなに悩まなかったのって理由がありましてですね…。そもそもこのセットを利用しようと思った理由の一つに仕様書が書きやすそうだったからというのがあるんですよ…。夏の短編を詰め合わせたウェブ再録にしようと思っていたから一番大きなテーマは決まっているという…。なので、短編集以外だとあらすじを書いたりするのに苦労しそうだなとは思いました…。

 

うろ覚えだけど下に書いたようなことを記入した気がする。

こうして見ると男女CPなのに受け攻め書いているのとても違和感がありますが、他のいい表現も思い浮かばないですね。

後から思い返してみるとふわっとしすぎてて申し訳なさすぎる。でも、物書きと名乗っているが実質ポエマーな人はあらすじとか書けと言われるとこうなりがちだよね。

・夏の話をまとめたウェブ再録本だけど、二本だけ新しく書いた話があって本としてはその話メインでまとめてます。キーワードはひまわりです。

・攻めが受けにアイスを奢ってあげたり海辺を散歩したり二人で雨宿りしたり花火を見に行ったりしてるする話が入ってます。

・ハッピーエンドの話と言うよりは切ない話が多いかもしれない。

・ジャンル名とかCP名とかサークル名とか小説本である旨を表紙や裏表紙に入れてほしかったので入れてほしい文言をそのまま記入しました。

 

【頂いたサンプル画像】

で、ふわっとした仕様書から作っていただいた表紙デザインがこれです。ふわっとした要素からなんかうまいこと拾っていただいた…。

タイトルの下とか裏表紙に入ってるジャンル名やらなにやらは仕様書に記入したままの内容です。

あくまでサンプル用の画像なのでこの画像からデザイン修正してもらうとかはできないそうですが、もしも誤字脱字のようなミスがあった場合は修正してもらうこともできるみたいです。

ちなみに頂いた画像の解像度は96dpiでウェブに上げたりする分には全く問題なく使えました。お品書きを作るときにいつも無意識に300dpiで作成しているので、そこではちょっと困りましたが…。(最終的にお品書きの解像度を下げました)

 

【最終的に出来上がった本の装丁】

本と一緒にこんな紙でこんな加工をしたという内容がまとめられている紙があるので、それでどんな内容なのか確認できます。

ちなみに今回はこんな内容でした。

・表紙:エスプリグレイス180K(マットPP)

・本文:淡クリームキンマリ

・あそび紙:ミランダひまわり(前のみ)

きらきらした紙にマットPPするのすごく好きな人なのでとんでもなく嬉しい組み合わせでした…。表紙自体のデザインの落ち着いた色ときらきらした感じが合わさってすごい雰囲気ある。

ちなみにあそび紙のミランダひまわりはフェアオプションで選んだものそのままでした。その辺りを意識して選んでいただいたのかどうかは不明。

 

【まとめ】

自分では絶対作らないし作れないし、本の中身にもうまい具合に合ったデザインの本になって今回このセット利用してみて本当によかったと思いました…。このセット利用したいがために早割り目指したりお金の工面したりしてよかった…。

でも、正直言ってしまえば自分で本のデザインに悩まなくていい+どんなデザインになるのかわくわくする楽しさを思うとこの代金ならとても良心的なのではという気持ちになります。なので、表紙作るの苦手な人にはとてもおすすめです…。

今回、このセットを頼んで唯一困ったことと言えば、自分で表紙を作ったもう一冊の新刊と並べた時に自分で作った表紙のほうが明らかにダサいという点ぐらいですね!

参考にしようがない記事ですが、なにかしらの参考になれば幸いです。

 

結論:プリントオンさんのわくわくドキドキデザインセットはとてもいいが、自分でデザインした本と並べると絶望感がすごいから、これから利用する人には全力でお勧めしたいが精神力を強く持ってほしい。